当会の目良浩一と細谷清はメデイア研究所理事長小山和伸氏の協力を得て、朝鮮人慰安婦に出会った日本軍人の証言を一冊の本にして発刊 し、それはアマゾン等で販売が開始されました。
本の概要:
『日本軍人が証言する戦場の花 朝鮮人慰安婦』
細谷 清 企画・編集 目良 浩一 監修 小山 和伸 協力
2019.12.09 発行
ISBN 978-4-8024-0087-9 C0031、四六並製、209ページ、定価 1430 円(本体 1300円)、出版社:ハート出版社
この本は、中村粲先生が主宰されました昭和史研究所の月刊会報に連載された元日本軍人の慰安婦に関する証言の中から択ばれた証言と、米軍の情報収集関連部隊の朝鮮人慰安婦に関する報告書-所謂米軍第49号報告書他の全文和訳が一緒に付けられ、朝鮮人慰安婦に直接邂逅した当時の日米軍人の見解に解説が加えられた一冊です。
各証言もさることながら、敵対した日米軍人の朝鮮人慰安婦「観」を比較するのも、大変興味深いかと思います。
これまでは朝鮮人慰安婦側の声だけが一方的に語られてきた感がありますが、本書によってもう一方の見方と、そしてその方達を通した朝鮮人慰安婦の声が聞けて、日韓に加え米国他国際機関までもが取り上げている慰安婦問題を、より一層深く理解でき、その解決に少しでも寄与出来ればと期待するものです。
皆様にもご一読いただき、忌憚のないご意見を頂ければ編集者も嬉しい限りと存じます。
日本語出版もいいですが、なるべく英語で発信した方が効果的ではないでしょうか。例えば、ご存知とは思いますが最近出版された、李栄薫『反日種族主義』文藝春秋。これを英訳出版すれば相当な効果があると思いますが。
ご意見を頂き、有難うございます。
その通りで、英語での発信が大事で、本証言集は英語で出版することで進めております。
「反日種族主義」も英語版で出版されると米国人は読むでしょうから、出版社は準備をしていると思います。
今回の日本語での証言集は、これまでは主に元朝鮮人慰安婦側の「お話し」だけが世に出回っていた感がありますが、もう一方側の話を聞いてこそ、国際問題にまでなっている朝鮮人慰安婦の実態が理解されると思い、出版した一冊です。
是非お読みいただくと共に、これまで女性側の話だけを聞かれていた方にも、もう一方の話を聞かれますように、本書をお勧めください。
公共の図書館でも一方だけの本が置いてありますので、本書を置くように身近の図書館に所蔵する様に要望して頂ければ、拡がっていくと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
GAHT