『ユネスコ世界記憶遺産 「慰安婦」の登録』 第二回

第二回 お話し                             『実現できなかった2023年2月28日の第一回対話』(今後も敬省略)

2022年11月に「日本軍の規律」での代表でした加瀬先生が亡くなられました。後から考えるとこの時が、「日本軍の規律」の転換点でした。

その前に会はユネスコが提案した翌年2023年2月28日にパリのユネスコ本部での第一回対話に同意する返事をしていましたので、12月の「日本軍の規律」の会合は、その第一回対話に向けての話し合いでした。対話での代表と決まった日本再生会の細谷への委任状の発行と出席者の人選と何を主題に対話をするかでした。

その会合の時に山本は奇妙な事を言い出しました。加瀬先生も含めて全会一致で決まった細谷への委任状発行の必要性云々と、初歩的な事‐既に議論を尽くした事を再び持ち出してきたのです。それと「慰安婦の声」が第一回対話に応ずるとは思えない、そんなに今直ぐ準備は必要ないのでは?とも言い出しました。もう2ヶ月後の事ですし準備をする事、委任状は発行する事、等をその場では確認して散会したのですが、振り返って見たときに、それは「日本軍の規律」がごたごたする前触れでした。

この会合の直後にユネスコより、2月28日は開催されない事を伝えられました。 「日本軍の規律」は開催に同意したので、「慰安婦の声」が開催を拒否した事は明らかでした。それまで先方は自身のHPで、日本側が対話の開催に消極的である事を宣伝していましたから、2月28日の第一回対話は当然に受けると思っていたので、意外でしたし、山本の予想の的確さに驚きました。

「慰安婦の声」が拒否した理由はその当初は判りませんでしたが、これもまた後になって分かりました。次回に書きます。

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