慰安婦問題でGAHTが出版したラムザイヤー返答文の翻訳文について

GAHTの活動に、ご関心、ご理解、そしてご支援をされて下さる皆様へ

GAHTはハーバード大学ラムザイヤー教授が発表した慰安婦問題に関する英語の論文を翻訳し、その訳文を昨年4月に出版しました。
その英文タイトルと訳文タイトルは次です: - CONTRACTING FOR SEX IN THE
PACIFIC WAR: A RESPONSE TO MY CRITICS J. Mark Ramseyer            「太平洋戦争中の性役務契約」:私の論文の批判者に対する返答 -寝言は寝て言え!

この論文の新たな翻訳文が昨年末にハート出版社より出ました。
その訳文は、「慰安婦性奴隷説をラムザイヤー教授が完全論破」と題して出版された本の、第4論文と名付けられて掲載されてます。本は、第1から第4までの論文を藤岡信勝と山本優美子両氏が編訳し、第4論文は茂木弘道氏が翻訳したと記します。

GAHTが出版した翻訳文は:
・(当然ですが)原文は学会誌に掲載された論文ですので、論理ある原文通りに訳しました

具体的には特に次の点に注意をしました:
・英語の一文は、日本語でも一文に訳しました(一文を二文・三文の多文にする通訳的な訳はしませんでした。多文にすると著者が言いたい述語がどれか、が不明瞭になります。)
・主語と述語(SとV)は原文通りに訳しました。                 (SとVを逆転する訳はしませんでした)

・述語の訳には特に原文通りに努めました                   (論文ですので原文に従い曖昧な訳にならない様にしました)

・否定文は、否定される述語を特定して原文のままに訳しました                         (例:原文が:「I do not think I was ambiguous.」は、「私が不明瞭だったとは思わない。」と訳し、「私は不明瞭なことは言っていないと思う。」等とは訳しませんでした。)

・訳者の意を訳文には入れませんでした

・慰安所と売春宿、慰安婦と売春婦を原文に従い、混同しないようにしました

・中国と支那、韓国と朝鮮等の歴史的背景がある言葉には、             その使い分けにも注意しました

・原文が論文ですので、言葉遣いには原文の意に従い注意を払いました       (「徴発」と「徴用」、「詐欺」と「詐欺的」の使い分け等)

厳密に言えば、タイトルに「寝言は寝て言え!」だけは訳者が付け加えましたが、その文言は本文中にラムザイヤー氏がそう言っておりますので、更に厳密に言えば勝手に付け加えた言葉ではありません。

上記の注意点は論文の根幹に係わる重要な点です。
GAHTが出版した翻訳文は、上記の点も含めて新しく出た翻訳文に劣る点はありませんでした。

一般には新しい出版物は、以前より改善され、より良いものと理解されます。

日本製品でもそれが常識で、質を落とした場合には、汎用モデルとか普及品モデルとか正直に購買者に伝えます。

その日本的な常識に囚われると新しいものは何でも良いものだとして飛びついてしまいます。

世に言います日本人の「新しもの好き」です。そのような固定観念に囚われる事無く、今後ともGAHTの訳文をお読み頂き、又引用する文献としてお使い頂き、友人・仲間にも自信をもってGAHTの翻訳をお薦め下されば、幸いです。

GAHTは今後も良質な情報を求め、又良質な情報を作り、それを発信して行きます。
今後ともご声援とご支援をお願いいたします。

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日米に拠点を置くNPO法人、 国連での特別協議資格を保持 歴史の真実を世界に求め、世界に発信し、史実の誤解によって起こる国際紛争の解決を訴える

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