元慰安婦の人権回復を訴える挺対協に現代韓国女性の人権状況を訊く
慰安婦問題を女性のへの人権侵害問題として取り上げたその韓国の女性の人権尊重が怪しいことを前回「その4」で取り上げました。偶々(たまたま)この人権理事会が開かれている第一週のGAHTが国連ビル内で開催したサイドイベント(理事会に関連した人権関係のテーマでNGOが開催する講演会・パネル展)と同日に韓国の「挺対協」と名乗る団体が「日本植民地での人権 ”慰安婦”と強制労働」のテーマで会を開いた。GAHTのテーマである「慰安婦問題 国連人権理事会の責任」と重なるテーマであった。
GAHTは11時半より1時間、挺対協は16時半より Ⅰ時間の持ち時間で、我々はてっきり彼等が聞きに来るものと思って期待もしたのだが、参加ゼロであった。朝日と読売のジュネーブ支局からは来たが。
挺対協の現団体名 The Korean Council for Justice and Remembrance for the Issue of Military Sexual Slavery by Japanは、偽画像で有名な 朝日グラフのトラックに乗った女性の写真や、どこかの死体置き場の写真、そして米軍49レポの集合した慰安婦達の写真を載せて、米軍ATISレポも入れて、酷い扱いだった、米国陸軍の資料を使い国際的にも証明されているかの様な印象操作で、突っ込みどころ満載の中身のない講演であった。
現団体名を日本語に訳すると、「日本軍性奴隷制問題解決の為の正義記憶連帯」となるのか?問題解決と名を付けているが、GAHTの様な具体的な問題解決の提示はなかった。
講演後、「30年以上やっている慰安婦問題で韓国女性の人権に貢献した点は何でしょうか?具体的に教えて下さい。」と質問を向けたが、最初は「元慰安婦女性が良い思いをした、云々」と言い出したでの、再質問して「一般韓国女性での人権の改善点が質問です」と念を押したら、「慰安婦問題を世界的に広げたお陰で、世界の女性の人権が改善している。」と。こう言い切った度胸と心臓の強さにだけには、我々一同は感心した。それだけであった。