9月のサンパウロでの講演の取材記事が掲載された『ニッケイ新聞』誌面のコピーを掲載いたします。是非ご覧ください。
掲載紙『9月17日』『9月19日』『9月23日』の3紙のコピーです。掲載紙は、PDFファイルでのダウンロードも出来るようにいたしましたので、下記のリンクからダウンロードしてご覧いただけます。
9月のサンパウロでの講演の取材記事が掲載された『ニッケイ新聞』誌面のコピーを掲載いたします。是非ご覧ください。
掲載紙『9月17日』『9月19日』『9月23日』の3紙のコピーです。掲載紙は、PDFファイルでのダウンロードも出来るようにいたしましたので、下記のリンクからダウンロードしてご覧いただけます。
ブラジル・サンパウロの『JORNAL NIPPAK』(ポルトガル語)に大々的に講演会の記事が掲載されました。
PDFでのダウンロードも出来ますので、是非ご覧になってください。(掲載記事は12面です)
9-24-2015 JORNAL NIPPAK PDF
こちらのPDFのファイルは、13MBと大きなファイルですので、ダウンロードにはお時間が掛かりますので、ご了承ください。
JORNAL NIPPAKのウェブサイトはこちらから
http://www.portalnikkei.com.br/
現在発売中の週刊新潮に、「日本の名誉を守るためのお願い」広告が掲載されています。
今月、10月1日に開催されました「歴史の真実を求める世界連合会」主催の講演会の模様を画像で紹介します。
当日のプログラム詳細です。
2015/10/06 チャンネル桜で公開された番組では、今月1日に開催されたシンポジウムの模様もご覧いただけます。
[桜H27/10/6]
【歴史戦】サンフランシスコ慰安婦碑はなぜ採決されたのか?
日本人有志と在米邦人がその阻止に動いた、サンフランシスコ市議会における「慰安婦碑設置支持決議案」は、結局中韓系移民の圧力に屈する形で採決されてしまった。その阻止運動の先頭に立ってこられた目良浩一氏と山本優美子氏をお招きし、中華系移民が動いた事により、ジャパンディスカウント運動からアメリカに対する人口侵略に局面が移行した深刻性について警告して頂くと共に、市議会での偏見と差別に満ちた議事進行の実態や、これを逆手に取った日本側の対抗手段などを、今月1日に行われたシンポジウムの模様を見ながら提言していただきます。
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
◆歴史の真実を求める世界連合会
https://gahtjp.org/
8月25日、アンタイスラップ動議の裁判官による承認に伴い、グレンデール側への罰金の支払いに関する裁判が開かれた。
グレンデール側に支払われる弁護士費用は$150,046.58であると裁定された。
その後、原告側は9月16日に$945.76の利子と共に$150,992.34をグレンデール市の弁護を担当しているシドリー・オースティン社に支払った。
原告は、控訴をする予定で、その結果によっては、罰金が返済されることもある。
日本国内では、昨年の朝日新聞の誤報の認知と謝罪によって、あたかも慰安婦問題は解決したような雰囲気ですが、海外ではこの問題は全く解決していません。
グレンデールの慰安婦像は、厳として現存し、国連でも最近やっと異なった見解があるということが伝えられたばかりです。
オーストラリアでは、慰安婦像阻止運動が幸いにも成功しましたが、サンフランシスコでは、私有地には抗日記念館が建てられ、市会議員は慰安婦の記念碑を公有地に建立しようとしていますし、シカゴでも同じような動きがあります。
韓国系の団体に中国系の団体が加わって、慰安婦の記念碑を建立しようとしている運動は現在でも進行中です。
【日時】2015年10月1日(木)開場17:00 開会18:00
【場所】憲政記念館講堂 東京都千代田区永田町1-1-1
地下鉄 永田町駅 2番出口 徒歩5分
【登壇者】
講師
ケント・ギルバート(弁護士・評論家)
阿比留 瑠比 (産経新聞 記者)
目良 浩一 (歴史の真実を求める世界連合会 代表)
司会
大高 未貴 (ジャーナリスト)
【参加費】千円
事前申し込み不要。 当日会場に直接お越しください。
会場収容人数 450名
【主催】歴史の真実を求める世界連合会
【後援】産経新聞社
【問い合わせ】
歴史の真実を求める世界連合会
電話: 03-5403-3512
Mail: info@gahtusa.org
—
GAHT-US CORPORATION
http://gahtjp.org/
9月17日のサンフランシスコ市議会委員会への参加者からの報告
Report on the San Francisco City Committee Meeting on Building a Comfort Women Memorial on September 17, 2015
GAHT-US代表 目良浩一
Koichi Mera, Ph. D. President, GAHT-US Corporation
サンフランシスコ市議会は、7月21日の審議の結果、慰安婦記念碑の建設の案件は、エリック・マー市議会議員が委員長である委員会の審議に託して、そこで承認されたならば、全体の市議会にかけて、決定することになった。そこで、9月17日にその委員会が開かれることになり、筆者はその会議に出席した。以下は、その日の会議の模様である。
The Board of Supervisors of the City and the County of San Francisco had decided that the proposal to urge to build a comfort women memorial be discussed at the Committee chaired by Eric Mar, and upon approval by the Committee, the Board will formally review the proposal. The Committee was scheduled to take up the proposal on September 17, and the author attended the meeting. I shall be describing the developments in the meeting.
前から知らされていたことではあるが、この会議に韓国から元慰安婦であったとするイ・ヨンス女史が入室してきた。彼女は2007年に米国の下院で、日本非難の決議案が上程された時に、一時間以上演説をした女性である。車椅子で入室したが、その後は最前列の椅子に着席した。マー委員長は、まずこの記念碑を建設することの意義と重要性を長々と説明し、日本軍がいかに悪事を大々的に働いたか、その典型的なのが、朝鮮の婦女子の性奴隷化であるとした。そして、そのような逆境にも拘わらず、今まで強い意志をもって生き延びてきた闘士であるとして、イ・ヨンス女史を紹介した。そこで、彼女は10分近く流暢に話し、拍手を浴びた。話し終えると彼女は、頭上に手で丸を作り、カメラマンたちのフラッシュに笑顔で答えた。
As was known in advance, Young Soo Lee came into the room in a wheel chair. She is the person who spoke more than an hour in the chamber of the U.S. House of Representatives when the resolution was proposed accusing Japan in 2007. She sat on the front bench without wheel chair. Chairperson Mar spoke at length explaining the implications and significance of building a comfort women memorial, and referring to atrocities which the Japanese military committed. He told that the enslavement of comfort women was a typical crime. Then, Mr. Mar introduced Young Soo Lee as a brave and determined fighter who survived in such difficult environment. Then, she spoke eloquently for 10 minutes, and received enthusiastic applause. She greeted to the audience by raising both hands upon her head, and received flushed from cameramen with cheers.
イ・ヨンス証言中 Young Soo Lee Testifying Photo: GAHT
それから参加者の意思の表明が各人2分間のみという条件で始まった。最初の方は、委員長の指名で、委員長になじみのある人が続けて提案を支持する発言をした。15人目位にイグナシアス・ディングが、発言した。彼は、4月に安倍総理が訪米した際に、総理が「戦時中に人身売買(human trafficking) があり女性が犠牲になったことに胸が痛む」と語ったことを引用して、日本政府は慰安婦問題で日本が悪事を働いたことを認めていると宣言した。安倍総理は、日本軍が行ったとは言っていないのであるが、彼はそう解釈したのである。
After this, visitors started to express their own views, each given two minutes. First dozen or so speakers were nominated by Mr. Mar, being familiar to Chair, and expressed support to the proposal. Ignasius Ding, Executive Vice President of the Global Alliance for Preserving the History of WWII in Asia, was about the 15th speaker. He referred to Prime Minister Abe’s remark at Harvard University in April, and stated that the government of Japan admitted the wrongdoing of the Japanese military when Abe stated that his heart felt serious pain when he thought about those women sacrificed by human trafficking during the war. Even though Mr. Abe did not mention who did the human trafficking, Mr. Ding interpreted that the one who did the human trafficking was the Japanese military.
イグナシアス・ディング証言中 Ignasius Ding Testifying Photo: SFGov
その数人後で、私の名前が呼ばれた。その直前は、やはりロスアンジェルスから来た日本の女性で、力強く韓国や日本でなくて、米国に建てられることの非合理性を指摘した。そのあとで、私は、そこで言われている慰安婦説が、史実に沿わないことを説いた。第一に、20万人説が、虚偽であること、第二に、強制連行があったとすることが真実でないこと、更に彼らが性奴隷であったことが真実でないと述べた。更に、具体例をあげますとして、「本日ここで証言されたイ・ヨンスさんは、サンフランシスコ州立大学の人類学教授、C. サラ・ソー氏の2008年の『慰安婦』と称する図書によりますと、ある日の早朝に友だちと共に家をこっそり出て、慰安婦の斡旋員のところへ行き、」と述べた時に議長のマー氏が制止した。
マー氏: イさんは、そんなことは言っていない。君は、彼女が嘘つきだというのか。
目良: 最後まで言わしてください。
マー氏: 彼女はそんなことは言っていない。
目良: 私は、彼女が言ったことを繰り返すことはしません。この本に書いてあることを述べているのです。この本を読んでください。続けます。
「そこで赤いドレスと革靴をもらって大いに喜んだ」とあります。これがこの本に書いてあることです。
さて、この件の一般的な性格について疑問を述べます。慰安婦問題は人権問題であると言われています。しかし、慰安婦像の推進者は、このような絵を掲げています。これはグレンデールの際に取った写真ですが、このような活動で人権は守れるのでしょうか。以上です。
目良が提示した推進者のプラカード Photo Shown by Mera Photo: GAHT
Several persons after Mr. Ding, my name was called. Immediately before me, a Japanese lady from Los Angeles stressed firmly the irrationality of placing such a memorial in the U.S. instead of in Korea or Japan. My remarks are as follows:
Thank you very much, Mr. Mar. I would like to convey is that the comfort women stories generally propagated in this country are totally false. They’re not true. For example, 200,000 people, that’s not true. Forcible recruitment, that was not true. And the sex slaves, that is not true. So, one example I would like to give today is that there’s a book written by C. Sarah Soh, Professor of
Anthropology in this San Francisco State University. She wrote a book called “The Comfort Women.” Then she referred to the lady who spoke earlier, Young Soo Lee. The book states she said In her early testimony “In an early morning of 1944, she sneaked out of her home with a friend and went to a comfort women recruiter,”
Mr. Mar interrupted with this remark “That’s not what she said. Are you calling her a liar?”
Mera replied “Let me finish.”
Mr. Mar remarked again “That’s not what she said.”
Mera continued with the following: “I’m saying what is written in this book, I’m not repeating what she said. Please read this book.
Then she was given a pair of shoes and red dress. She was delighted.
So that is what this book says. It’s written in this book. So, ex-comfort women’s testimonies are not reliable.
Now, let me give you a more general talk about this issue. The principal issue is said to be human rights. Some of the human rights proponents are showing this picture. Please see it.
This was taken in Glendale. So I do not believe any of this kind of activity is promoting for women’s human rights. Thank you.
その後、数多くの人々が意見を述べた。反対派の中には、ソー教授の図書に言及して、イ・ヨンス氏の証言に疑問を呈した人が二人いた。記録によると賛成の意見を述べたのが50人、反対の意見を述べたのが29人であったとされている。今回は、7月21日の時とは異なり、サンフランシスコに居住している日本人とその配偶者による反対意見がかなり出された。これらの人には、以前にはほとんど情報が伝達されていなく、やっと最近になって情報が与えられて、目覚めた方が多いようであった。
After my presentation, many more people presented their views. Among those who opposed, two more persons referred to Professor Soh’s book questioning the credibility of Ms. Lee’s testimony. According to the records, 50 persons expressed support, and 29 persons did opposition. This time was different from July 21st. Many more Japanese residents and their spouses in San Francisco attended the meeting this time. They did not get information about this issue before, and only recently they have obtained information on this issue.
しかし、注目すべきは、中国系の人たちの統率力である。彼らは、韓国系の人たちと協力して、統制のとれた動きを示していた。賛成派の多くは黒の地に黄色い蝶の図案が入ったTシャツを着て、指揮者の指示に従って動いていた。その中には、日系のアメリカ人もかなり加わっていて、日中韓が共同して、慰安婦の記念碑設置に動いているとする印象を与えるように画策されていた。日本名を名乗りながら、設置賛成意見を展開するのを聞くのはかなり不愉快であった。その典型例は、キャッシー・マサオカであった。グレンデールでも賛成意見を述べた女性である。
Among others, we need to pay attention to the organizational power of the Chinese/Chinese Americans. They worked closely and in harmony with Korean participants. Many of the supporters wore a black T-shirt with a yellow butterfly in front, and moved around according to the direction given by leaders. Among them, there were several Japanese Americans, and they tried to create an atmosphere of coalition among Chinese, Koreans and Japanese. It was not pleasant to see persons with Japanese family names supporting the proposal. One typical example was Cathy Masaoka, who also supported the proposal in Glendale.
会議場 Board Room Photo: GAHT
カンポス議員 Supvr Campos Photo: SFGov
参加者による意見の表明は4時間近く続いたが(私は時間の都合で途中退席したが)、それが終了した際に、本人の証言が目前で否定されたイ女史を不憫に思った議員の一人、カンポス氏が、彼女の証言に深刻な疑問を投げかけた人々に対して、発言を始めた。「この聴衆の中に史実を否定する人が幾人かいた。私は、彼女に対して偉大な愛と敬意をもって、次のように声明をする。恥を知れ、恥を知れ、実際に起こったことを否定することの恥を知れ、恥を知れ、女性に対する個人的な攻撃をする恥を知れ」と叫び、イ女史を抱擁し、彼女の頬に口づけをした。それで、賛成派の意気は最高に達した。提案は、修正案を退け、原案のまま承認された。
When the visitors completed their statements in nearly four hours, Mr. David Campos, one of the Committee members, compassioned with Ms. Lee whose testimony was seriously questioned, stood up and spoke loudly:
“I do want to address some of the members of the audience that came here and spoke to deny what happened. I say this with a great deal of love and respect, but
Shame on you. Shame on you. Shame on you for denying what happened and shame on you for the personal attacks on this woman, Grandma Lee who had the courage to fly from another side of the world to come here and speak her truth. You know, it is amazing and by the way, I hope that the Japanese government is not behind some of these denials.”
Then, he approached her, embraced her, and kissed on her cheek. Supporters felt supreme. The proposal, although amendments were proposed, was approved without any difficulty.
委員会での承認を受けて、提案は9月22日の定例本会議で承認されることになるであろうが、この委員会に出席した経験は、慰安婦碑の設立に対して反対している我々に幾つかの教訓を与えてくれた。第一には、人口の60%が中国系であると言われているサンフランシスコで、組織化された中国系の人々と戦うことの困難さである。第二には、真実がどうであろうと、目的に向かって突進する市議会議員を説得することの困難さであり、第三は、反対運動を成功させるためには、かなりの組織力が必要であることを痛感した。その結果、法的な解決方法が残された道になることを確信した。其れでも尚且つ、一般の人々の慰安婦に対する理解を深めることによって、判事の決定に影響を与えることができるであろう。そして、今我々が戦っている方法こそ与えられた条件の中では最善のものであると思う。
Receiving the passage of the proposal by the Committee, the proposal will be officially approved by the City at their September 22nd Board meeting. The experience of observing this Committee meeting gave us some lessons. First, it is very difficult to block the proposal where some 60% of the population is Chinese or Chinese American. Second, regardless of the historical facts are unfavorable to them, City Supervisors proceed as they wish to proceed, and third, to have a successful opposition movement, a fairly strong organization is necessary. As a result, these lessons indicate that the legal approach appears to be the only possible way. In addition, by spreading historical knowledge based on facts to the general public in the U.S., judges at the court would be able to make correct decisions more often than otherwise. Thus, I believe that what we are undertaking is the best approach under the circumstances.
*上記の報告は以下のPDFおよびワードファイルでダウンロードが出来るようにいたしました。
目良代表 ブラジル講演会 9月12日
「東京裁判はやり直しが必要です。その時にはルーズベルトのような人たちも呼び出して、裁判すべきだと思います」―。アメリカで慰安婦像撤去裁判などの活動を行う「歴史の真実を求める世界連合会」の代表、目良浩一氏(81)による講演会『日本の近代史を正しく理解しよう』が12日午後、広島文化センターで行われた。約200人の来場者で満場となった会場は熱気に包まれた。目良さんの著書『マッカーサーの呪いから目覚めよ日本人!』(桜の花出版、2012年)のポルトガル語版『A Verdade sobre a Guerra do Pacifico』(ニッケイ新聞社刊)の刊行を記念したもので、販売も行われた。本書は本紙、日系書店でも販売中(50レアル)。
….続きは、ニッケイ新聞 JORNALへ
リンクはこちらから:http://www.nikkeyshimbun.jp/2015/150917-71colonia.html
こちらの記事も是非ご覧ください。
2015年8月22日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(1)=著書を本紙が翻訳出版=来月に刊行記念講演会も
2015年8月25日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(2)=ジャパン・ナッシングへの危惧=米国で展開される反日運動
2015年8月27日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(3)=未来永劫極めて不利な状況へ=米国人の習性と戦争の後始末
2015年8月28日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(4)=不当な根拠による主張=犯罪国民の子孫ではない
2015年8月29日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(5)=「日本は自衛の為に戦った」=マッカーサーも認めた事実
2015年9月1日
太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(6)=日本の若者は最も不幸になる=過去を直視し、自虐史観と決別を
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米国における日本関係の学者100名以上、米国内日本総領事館、そしてサンフランシスコ市議11名に対し書籍を送付いたしました。
*今回は目良代表と呉善花氏の著作に加え、産経新聞社の『History Wars』も同時に送付いたしました。
『History Wars』(英日対訳版)
Japan—False Indictment of the Century
歴史戦 世紀の冤罪はなぜ起きたか
『歴史戦』
朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ
*ご興味がございましたら、AMAZONのリンク先を掲載いたしておりますので、是非ご一読ください。
◎ 米国AMAZONはこちらのリンクから:History Wars Japan-False Indictment of the Century
◎ 日本のAMAZONはこちらのリンクから:『歴史戦』世紀の冤罪はなぜ起きたか
◎ AMAZONはこちらのリンクから:歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ (産経セレクト)
グレンデール市の慰安婦像の撤去を求める裁判は、最初米国の連邦地方裁判所に提訴して2014年の2月に始められた。訴因は、(1)地方自治体であるグレンデール市が、慰安婦問題という外交上の問題についてその立場を、慰安婦像を建立することによって表明することは、外交につての権限をすべて連邦政府に付与した米国の憲法に違反するということ(2)慰安婦像に付随している文字盤に記載されている文面は、市議会で承認されてないものであるので、それを公園に公示することは、市の条例に違反するということであった。この訴訟は同年の8月に連邦地方裁判所の担当判事であるアンダーソンが判決を下した。その判決は、(1)に関しては、原告の主張していることには直接に触れず、たとえそのような憲法違反があったとしても、原告にはそれを要求する資格がないとするものでした。そして、(2)に関しては、連邦裁判所の扱うべき事項ではないので、州の裁判所に提訴すべきであるというものでした。
そこで、2014年9月に州の裁判所に提訴し、上記の(2)の他に、 (1)の憲法違反も加え、更に州の憲法で保障されたすべての住民が平等に保護されなければならないとする条項も入れました。これに対して、グレンデール側は、この訴訟は州法で決められている濫訴防止のためのアンタイ・スラップ動議を持ち出してきました。この法律は、名誉棄損などで個人が気軽に組織などを訴えて、経済的な負担をかけることを防止するために設けられたものですが、公共の利益のために行う訴訟などには、適応されないなどの例外があります。グレンデール市は、この動議を持ち出して対抗してきました。
2015年2月23日に、リンフィールド判事の下で、ロスアンジェルスで公判が開かれました。この判事は、公判の直前に予備的な判決文を原告と被告に手渡す習慣があります。その判決文は以下の文章で始まります。
“There can be no legitimate dispute that the Japanese government engaged in a horrendous crimes against the Comfort Women prior to and during World War II. The United States House of Representatives – and even the Japanese government itself – has recognized these abuses.”
(日本政府が、第二次世界大戦中及びそれ以前に慰安婦に対して残忍な犯罪を犯したことに対しては、その正当性を疑う余地は無い。米国の下院もそれを認知しているし、日本政府自体も認めている)
このような、記述には深刻な問題があります。第一に、我々の訴えていることは、連邦政府が独占的に行う外交問題を市が関与するには、米国の憲法違反であるという訴訟に対して、その記述は全く関係のないことであるにも関わらず、判決内容にかなりの影響を及ぼす危険性があることです。悪人を助けようとしている者は、悪人に決まっているとする考えです。第二には、その判断がまったく訴訟自体に関係がないことであるにも関わらず、関係があるかのように振舞っていることです。
法廷で我々の弁護士は、厳しく判事に迫りました。しかし、被告のアンタイ・スラップ動議が認められました。そして、我々がグレンデール側のこの件に関する弁護士費用を支払うこととなりました。支払い額は、8月25日の公判で決まります。
しかし、これで我々は、撤退するわけにはいきません。この秋に始まる連邦裁判所での控訴もあります。更に、州の裁判所の決定には、大きな疑問がいくつかあります。そのために、我々は控訴します。リンフィールド判事の法律の適用に問題があります。更に、彼は明らかに偏向しているし、禁止されていることを行いました。判事は、原告と被告が提出する情報だけを基にして、判断すべきなのですが、彼は自ら調査を行いました。これらの材料を基に、州の上級裁判所に控訴して、戦いを続けます。
2015年8月21日
GAHT-US
代表 目良 浩一
8月14日に、待望の「安倍談話」が発表された。よく四方に目配りが聞いた練れた声明であるとの評価もあるが、米国から見た私の感想は、「失望」の一語に尽きる。
先ず、何のための新しい談話であるかという問題である。今回、「村山談話」、「小泉談話」に次いで談話を出すならば、何らかの新しい観点が必要である。それは、広い世界史的な観点からの観察かもしれないし、以前の敵国との和解の言葉であるかもしれないが、それは、既に4月にワシントンで表明したものであり、新しいことではない。
より大きな問題は、この声明で、日本の総理大臣が公式に「進むべき進路を誤り、戦争への道を進んでいきました」として、日本政府の意思決定の過誤を認め、自ら戦争を仕掛けたと述べていることである。そして、外交的、経済的な行き詰まりを「力の行使」によって解決しようとしたと述べている点も、大きな誤りです。1920年代末からの世界的経済恐慌によってもたらされた世界の列強によるブロック経済化で日本は孤立化し、さらにソ連を盟主とした共産党の活躍で、日本は中国国民党との(間接的には中国共産党との)戦いに誘引されたこと、そしてドイツが英仏を攻撃し始めるや否や、米国はヨーロッパの戦争に参戦するために、同盟国の日本に圧力をかけて、降服か攻撃かを選ばせたという事実をすべて無視する歴史認識を表明したことになります。このような総理談話が再度出たことによって、未来永劫、日本は侵略国家であったと海外から言われることは間違いありません。総理は、「侵略」という言葉を直接的及び意識的に使っていないようですが、文脈の流れからそのように判断されます。玉虫色の表現で通用するのは、国内だけです。
また、慰安婦については直接的には触れてはいませんが、「戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた」と述べて、暗に日本軍が女性の人権を蹂躙したことを認めています。まったく不必要な承認です。
安倍総理が、この談話を発表すると報道されて以来、韓国、中国をはじめとして、米国からも厳しい注文が付けられたことは、承知しています。しかし、日本は主権国家です。自国内での知識、判断力、海外から得られた知識などを総合し、更に今後の日本国民の尊厳と繁栄のために効果のある「安倍談話」を期待していたのですが、この声明は、国民を更に自虐史観に追いやるものになってしまったと感じます。
目良浩一
GAHT 代表
「歴史の真実を求める世界連合会」は、米国外交委員会所属の上院、下院及び超党派の親日議員連盟に所属する議員112名に対し、慰安婦問題に関して理解を深めていただくため、以下の書籍を送付いたしました。
目良浩一著:COMFORT WOMEN NOT SEX SLAVES
呉善花著:Getting Over It! (日本書籍「なぜ反日韓国に未来はないのか」英訳版)
国益を守らない外務省では、日本国は消滅する
身を張って米国で国益を守ろうとしている男からの苦言
今月になってから早々、日本を代表する大使が世界遺産を審議するユネスコの会議で、日本は政府による朝鮮人を強制的に労働させたということを認める事と引き換えに、「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産として、承認してもらうことに成功したという報道に接した。何たる妥協だ、というのが、私の最初の反応であった。米国において韓国系の人々の後押しで、カリフォルニア州のグレンデール市に建てられた慰安婦像の撤去のために、日夜努力して、裁判費用の捻出のために自宅を売り払って迄、日本の名誉を守ろうとしている私には、軽々と日本の名誉を売り払って迄、世界遺産のお墨付きを取得しようとした、外務省の判断が理解できない。
外務省は、強制労働と労働を強制することは、異なるとのたまっているようであるが、そのような些細な相違は、外務省内のホンノわずかな英語の専門家を除いて、全く通じない言訳である。労働を強制したことを公言することは、世界中の人々に対して、日本は、戦前、戦時中に、朝鮮人を奴隷のように扱ったと理解されるのである。慰安婦が性奴隷であったという虚偽の主張に対して、その虚偽性を暴くために、我々が日夜奮励努力の最中に、日本国の見解を正式に伝えるはずの外務省が、朝鮮人奴隷説を認めたような発言をするのは、全く心外である。
外務省は、強制労働を含む日韓の問題は、1965年の日韓基本条約ですべて解決済みで、戦時中に国民に労働を強制するのは、国際法違反ではないと弁明しているようである。しかし韓国では、基本条約では、この問題は解決されていないという立場を取っているし、国際法違反ではないと主張しても、そのことに注目する人は、極めて少数である。世界の大多数の人々は、やっぱり日本は、朝鮮を植民地にした時期に、彼らを差別し、意思に反する行為を強制していたと受け取るのである。外務省の人たちに、日本は(植民地ではなく)併合した地域の朝鮮や台湾の人々に対して、西欧の諸国がやったような差別はせずに、国籍を与え、出来る限り平等な扱いをしていた歴史的な事実を再認識していただきたい。更に、戦時中には、すべての国民に、勤労の義務があり、その一環として、朝鮮半島からの人も国家の目的を達成するために、努力をしたのである。佐藤大使の用いた「自らの意思に反して」とする表現は、極めて不適切である。
更に今回の問題の根底にあるのは、外交官がいかに外交を甘く見ているかということである。6月21日の外相会談で、韓国側が、日本のユネスコに対する申請に「協力」すると発言したために、警戒心を解除したと思われる点である。外務省に対して説教するまでもなく、外交とは、「騙しあい」なのである。自国の利益を得るためには、他国を騙すことも許されるのである。日本国がいかに他国の信義に信頼して、騙され続けて、敗戦の憂き目を見るようになったかは、20世紀の日本の歴史を振り返ると明らかなのである。このような歴史からの教訓を外務省が体得していないのが残念である。
更に、もう一つの問題は、鼎の軽重を知ることである。現在の日本国の状況は、韓国勢によって、日本は朝鮮の女性を強引に20万人ほど徴用して性奴隷とし、人権を蹂躙した極めて悪質な国家であった、として糾弾されているのである。その糾弾に対して、「河野談話」がそれを認めた格好になっている。それを否定するために、安倍内閣は、「河野談話」の背景を詳細に検討して、その欺瞞性を暴いたのである。しかし、捏造であるはずの慰安婦性奴隷説は、アメリカやほかの英語圏の国ではなおも力強く信じられているのである。このような風説が信じられると、それを除去するには、大きな力が必要になるのである。その一つとして、我々は裁判を行っているのであるが、このような汚名を上塗りするような今回のボンでの発言は絶対に許せるものではない。この発言でもって、日本人の子孫は、悪徳国家の子孫であるとして、数世紀にわたって、被害を受けることになるのである。世界遺産の申請が承認されるかどうかなどと比較にならないほどの重大事件なのである。
この問題に対して、日本政府が取るべきことは、外務省の交渉に不満があることを世界に示すことである。第一に考えられることは、最高責任者である外務大臣を更迭することである。そして、直接に交渉に当たった大使にも、職務を変更してもらうことである。このような対策は、近日中に行われなければ、効果がなくなる。首相官邸の決断を期待したい。
2015年7月16日
目良 浩一
Comfort Women not “Sex Slaves”: Rectifying the Myriad of Perspectives
3月にご紹介いたしました目良浩一代表の書籍『Comfort Women not “Sex Slaves”』を正式に発売いたしましたので、ご報告いたします。
書籍は、米国AMAZONでご購入いただけます。是非ご購入いただき、ご一読ください。
この度の書籍は英文書籍ですので、皆様のお力で、全米また世界各国への拡散を是非ともお願いいたします。
今後とも皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
Emergency Announcement
We have noticed that someone had reported a change of address of GAHT-US Corporation from our address in Santa Monica. IRS was notified, and one donor reported a return of a mail from U.S. Postal Service. Someone might have attempted to give damage to our operations.
This notice is given to inform you that we have not changed our office location in Santa Monica, and do not have any intention of changing it for now. We will resolve this issue with the U.S.P.S.
GAHT-US Corporation
1223 Wilshire Blvd, #613, Santa Monica, CA 90403
お知らせ
最近GAHT-US Corporationの住所を無断で変更しようとする形跡が見られましたが、住所は今まで通り、一切の変更はありません。
歴史の真実を求める世界連合会 米国事務局
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米国連邦裁判所における裁判の現況
2015年5月31日
この裁判は、2014年2月20日に、ロサンジェルスの連邦地方裁判所に提訴することによって始まりましたので、もうすでに15ヵ月経っています。その間、多くの方々から激励と支援を頂戴しました。まことに感謝の至りです。日本の名誉のために、我々は更に頑張っていきます。ここでは、連邦裁判所における裁判の経過を報告致します。
昨年2月に提訴した訴状には、二つの訴因がありました。一つは、外交問題は連邦政府が独占的に行うものであるから、グレンデールのような地方自治体である市が外交問題に関与するのは米国の憲法に違反するということ。第二は、慰安婦像に付属するプレートに彫り込まれた文言は、市議会には提出されなかったにも拘わらず、市の見解としてそれを公園で展示するのは、市が自ら設定した条例に違反するということです。この二つの理由で、慰安婦像とプレートを撤去することを求めたものでした。
この訴状に対して、グレンデール側は、市は言論の自由を保障されているので、その範囲の中での行動であると主張し、反論しました。この論争には、不思議なことに、Korean American Forum of California (カリフォルニア韓国系米国人会議) と中国系のGlobal Alliance for Preserving the History of WWII in Asia (抗日連合会)が参考意見書を提出して、まさに国際的な裁判になりました。しかし、それらの参考意見書は、訴因とは関係のない慰安婦性奴隷説を推奨するものでしたので、判事はそれらを却下しました。しかし、2014年8月4日に、全く開廷することなく出されたパーシイ・アンダーソン判事の判決は、我々原告がそのような要求をする資格(Standing)がないとするもので、敗訴になりました。
しかし、判決をその分野の専門家などと共に検討した結果、それはアンダーソン判事の法的な解釈の誤りである可能性が強いと判断し、控訴することにしました。9月3日に控訴の手続きをしました。この時期は、最初に依頼した弁護士事務所、メイヤー・ブラウン社が抗日連合会などによる圧力によって突然撤退した直後であり、当方の弁護士団が弱体であったために、十分な書類の提出ができませんでした。そこで、10月には、強力な3名の弁護士と1名の憲法を専門とする大学教授を含む弁護士団を整えて、連邦裁判所における西部地区の高等裁判所である9th Circuit Court (第9巡回裁判所)に控訴状を提出しました。それは2015年3月13日でした。(2015年3月13日訴状参照)ここでは、いかにアンダーソン判事が誤った判断をしたかということに重点を置いて、議論が展開されています。
それに対して、グレンデール市側は、5月13日に反論を提出しました。彼らの反論は、原告が資格を持たないことを更に強調し、また地方自治体である市が、何らの強制力を持たない意思表示をすることは、外交を実際に行うのではないので、連邦政府の権限を侵害することにはならない。市の行動には全く問題はないと論じています。(2015年5月13日反論参照)それに対して、当方はさらに反論を5月27日に提出し、グレンデール市側の反論が根拠薄弱なものであると論じています。(2015年5月27日再反論参照)グレンデール市側は、もう一度反論する機会を与えられていますので、これらを基にして、秋には、本格的な議論が法廷で行われると予想されます。
この裁判に関係することとして、原告の一人でありグレンデール市在住であった、ミチコ・ギンガリー氏が、3月に逝去された事をお知らせしなければなりません。彼女は、姉妹都市である東大阪市の出身で、アメリカ人の弁護士であるギンガリー氏と結婚。グレンデール市に永年居住し、東大阪市との交流活動に深く関与してきた方でした。私たちが、ミチコさんに、原告団に入ってくださいとお願いした時に、彼女は快く「私でもお役に立てるのでしたら、参加させていただきます」と引き受けてくれました。そして影になり日向になって我々を励まし続けてくれました。親しくしていた方から伺ったところ、ミチコさんは、「アメリカに来てからは、日本の名誉を守るための戦いの連続でした」と述べておられたとのことです。彼女は91歳の誕生日を我々と共にお祝をして、間もなくのご逝去でした。今も「先生頑張って下さい」という声が、私の耳に残っています。
ギンガリーさんの逝去で、裁判における我々原告の資格が弱体化するのを防止しなければならない。そこで、我々は、適切な対策を取りつつある状況です。
この控訴の結果がどうなるかは不明ですが、グレンデール市側は、慰安婦は日本軍の性奴隷であったことが明らかであると主張して、そのような人権侵害をした組織を擁護するような原告団は、もっての外であるとして攻撃している。当方は、全くの法理論でもって、連邦政府の権限の侵害として戦っている。若し、法理論でなく、中韓が吹聴している慰安婦性奴隷論などによって判決が左右されるのであれば、米国連邦裁判所の法律の守護神としての正当性が疑われることになろう。
GAHT-US CORPORATION代表
目良浩一
各訴状、反論に関しては、本文内のリンクからPDFファイルでご覧いただく事ができます。下記にもリンク情報を掲載いたしますので、ご覧ください。
2015年3月13日訴状 9th Cir#19 Opening Brief-3-13-2015
皆様からご支援いただきました寄付の詳細および、経費会計報告ファイルを添付いたしました。下記のリンクよりご覧ください。
5月11日発行の産経新聞に広告掲載を行いましたのでご報告いたします。
「日本の名誉を守るためのご支援のお願い」
「歴史の真実を求める世界連合会(The Global Alliance for Historical Truth/GAHT)」では、本日5月11日発行の産経新聞へ「日本の名誉を守るためのご支援のお願い グレンデール市の慰安婦像撤去訴訟も含めて」と題しての広告を掲載いたしました。
是非皆様に拡散いただき、これまで以上のご支援、ご協力、また皆様の支援の輪が広まることを心より願っております。
今後ともよろしくお願い申し上げいたします。
*こちらのリンクよりPDFのファイルをダウンロード出来るようにご準備いたしました。
5月11日発行の産経新聞掲載広告PDF
*5月11日発行の産経新聞は、こちらのリンクでご覧ください。
5月11日発行の産経新聞
5月2日 夕刊フジ掲載記事
いま必要なのは日本政府の明確な声明
「日本の名誉を守る」目良浩一 ▶︎4◀︎
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PDF: いま必要なのは日本政府の明確な声明